メダカはどうやって飼育するの?
-水草-
メリットでいうと、メダカが安心する(避難場所、産卵場所、日除け)事や水草(ホテイ草など)の根が水中から養分を吸いとるので水質安定に繋がり、夏場の水温上昇対策にも効果的です。水中葉を繁らすような水草は日中、光合成をしてくれるので微量ながらも水中の酸素供給に繋がります。
デメリットは増殖しすぎた水草が夜間に水中の酸素を大量消費してメダカが酸欠で死亡するという事例です。これをやった場合、水槽が壊滅状態に陥りますので水草の増やしすぎには気をつけてください。と言っても夏場の屋外水槽などは水草が勝手に増えてくるので過剰分は取り除いてあげてください。エアレーションをしていれば酸欠の問題はないのですがメダカが日照不足に陥るので少しはメダカにも太陽光を与えてあげてください笑。
-底砂-
赤玉土、大磯砂、ソイルを使用するのが一般的です。「何故、底砂が必要なのか」というと水質を浄化してくれるバクテリアなどの微生物の住処となるからです。バクテリアが繁殖していないとエサの残りや糞を分解してくれません。水質の安定を図るためにはバクテリアの存在が必須条件となります。
-飼育場所-
なるべく日当たりの良い所を選んでください。経験上、屋内飼育より屋外飼育の方が管理が楽で尚且つ体質の強い個体も多く見られ、色の揚がり方も屋外の方がいい具合に仕上がります。屋内飼育で自然光を確保できない場合は観賞魚用LEDライトや植物育成用LEDライトなどで代用します。小規模で飼育するなら観賞魚用LEDライトでいいんですが屋内でそれなりの数を飼育しようと思うのであれば植物用LEDライトが良いです。理由は簡単でそれなりの光量があり、小さいLEDライトを何個も買うより安いということです。
それと屋内飼育の場合、ライトのON/OFFタイマーを導入することをお勧めします。メダカも日中と夜間は認識できているので不規則な点灯/消灯はメダカに余計な負荷をかけるだけです。安いタイマーでいいのでなるべく規則正しい生活にしてあげましょう。
以上を踏まえた上で屋内飼育のメダカ達に高性能LEDライトが必要かというと…
屋内飼育にはそれほど高性能なLEDライトは必要ありません。
もし導入するのであれば中華製の安いLEDライトで十分です。毎日十四時間以上点灯させても一台の電気代が2000円くらいではないかと思います。僕の場合(特に冬)、植物育成用LEDライトを屋内繁殖ルーム(メダカ専用6畳間)に3~4個ほど天井から吊るすように設置し、水中ヒーターで水温を上げ、エアコンを駆使して夏を再現してあげています。この時に植物育成用LEDライトが大いに役立ちます。蛍光灯型のLEDライトも針子育成用に使っていますがこちらも問題なく針子達が成長してくれてます。中華製LEDライトをかれこれ3年以上使用していますが未だ壊れておりません笑
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