改良メダカ情報館

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メダカのエサと給餌方法

メダカのエサはどうすればいいの?

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メダカは雑食性で口に入るものはなんでも一度は口に入れ、食べられるものは全て食べてしまいます。野生のメダカがどのようなものを食べるのかというとプランクトン、ミジンコ、ボウフラ、藻類、小さな昆虫などです。人工的な餌でいうと配合飼料、乾燥赤虫、スピルリナクロレラ等です。他にも産んだ卵を食べる行為(食卵)や毛子/針子が食べられる(共食い)などメダカは非常に色々なものを食べて生きています。それとメダカの口は上向き気味についているので水面近くでよく餌を探します。水底に沈んだ餌も探し出して食べますが食べるのが非常に下手です。なるべく浮揚性の餌を与えましょう。 そして、メダカの食べられるサイズの餌を適量与えることが肝心です。飼育本などで「数分で食べきれる量を与える」などと書かれていますが実際のところ数分の解釈が人それぞれ違ってきますし、もし勘違いなどしていたら餌の与えすぎに繋がり、水質悪化に直結してしまいます。「基本は1日の給餌回数を3回以上に分け、1回の給餌量を数十秒~1分程度で食べきれるよう調整して与え、食べ残しを出さないようにする」という給餌の方法が無難で尚且つ食べ残しも少なくなり水質の安定化に繋がります。後、日没直前に給餌を行ったりすると消化不良を起こす可能性が高まるので給餌は日没二時間前くらいで終わらせましょう。さらに付け加えておきますがメダカは変温動物なので水温が下がれば当然、エサの喰いも悪くなってきます。そのような状態で通常通りの給餌量を与え続ければメダカにダメージを与えかねません。よく観察して適切なエサの量を与えてください。

 

メダカは色々と食べる

上記の餌以外で僕がメダカに与えたことのあるモノを以下にまとめました。

 

自家製乾燥ニンニクをパウダー状にしたモノ→一応、メダカは食べるが食いつきはあまり良くない。効果も不明。

 

市販のきな粉→食いつきは良好で毛子にも与えられる優れものですが大豆の細かい皮(よくみたら黒い皮が結構入ってます)までは食べきれず水質悪化に繋がりやすい。というかメダカは大豆の皮を食べません。毛子/針子用の餌がない時の代用品。

 

甲虫類(カナブンやてんとう虫)→食べたそうだったが固いため食べません。Lサイズのメダカ達だった場合、みんなで突いて足を捥ぐことくらいはします。 後、甲虫の死骸を放ったらかしてもなかなか分解されないので見つけたら除去します。

 

腐った配合飼料→これも食べるといえば食べますが僕の場合、水質悪化を懸念してしまいます。悪化というより変化がいきなり起こるような気がします。配合飼料は腐らせないよう管理するのが吉。

 

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スピルリナ(Spirulina)は、藍藻綱ユレモ目の幅 5-8μm、長さ 300-500μm ほどの「らせん形」をした濃緑色の単細胞微細藻類。約30億年前に出現した原核生物の仲間で、現在でも熱帯地方の湖に自生し、フラミンゴは大地溝帯に点在する強いアルカリ性の湖に育つ種のものを主食としている。
スピルリナという名前は、ラテン語の“ねじれた”“らせん形の”を意味する “Spira”(英語ではSpiral)に由来する。ただし色素の原料や健康食品として利用される「スピルリナ」の多くはスピルリナ属(Spirulina)ではなく、近縁のアルスロスピラ(オルソスピラ)属(Arthrospira)の藍藻、特に A. platensis や A. maxima である。以前はこれらの種がスピルリナ属に所属していたために「スピルリナ」の呼称が定着し、属の変遷後も使用されている。

Wikipedia

乾燥スピルリナはタンパク質を約60%含み、その他ビタミン、ミネラル、多糖類、クロロフィルなどを含むそうです。クロレラと比較した場合、βカロテン含量が多いため消化吸収が良いとのこと。

 

クロレラ(英語:chlorella)はクロレラ属の淡水性単細胞緑藻類の総称。クロレラという名前は、ギリシャ語のchloros(クロロス、緑の意)と、ラテン語のella(エラ、小さいものの意)から合成された名前で、1890年にオランダの微生物学者、バイリンクによって発見命名された。 直径2-10μmのほぼ球形をしており、細胞中にクロロフィルを持つため緑色に見える。光合成能力が高く、空気中の二酸化炭素、水、太陽光とごく少量の無機質があれば大量に増殖する。

Wikipedia

クロレラの乾物としての主な成分は、たんぱく質45%、脂質20%、糖質20%、灰分10%。その他にビタミン類やミネラル類を含むそうです。

 

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結局、どの餌がメダカにとって一番良いかと申しますと…
基本は配合飼料(カロテノイド含んでいないモノ)と活き餌(ミジンコや赤虫)、サプリメント的な感じでスピルリナクロレラを与える
っていうのが僕の出した答えです。飼育している全てのメダカに与えている訳ではないですが気に入っている系統には上に書いた餌を与えています。ミジンコや赤虫は毎日与えるのではなく夏場でも週2回くらいです。スピルリナクロレラタブレット錠を与えてます。錠剤が溶け始めると同時にメダカも群がって食べ始めるので最初はこの光景を見ていて非常に楽しかったです。この際、スピルリナクロレラが水中に放たれるので数日経てば水槽の水が勝手にグリーンウォーター化します。承知の上与えて下さい。錠剤を与えるのは一つの水槽(10ℓ/15~20匹)に対してだいたい月2回くらいですがこの辺りは各水槽のメダカ及び水質の状態などを見計らいながら与えているので全く与えない月もあります。

 

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観賞魚用スピルリナ 20g
観賞魚用クロレラ 20g