改良メダカ情報館

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透明鱗三色メダカ

透明鱗三色の配色は奥が深い

透明鱗三色は柄の固定が不可能で同じ柄のメダカは存在しないと言えるでしょう。程よいバランスの三色がなかなか出現しないので納得のいく柄を追求するとなるとかなりの量を生産しなければなりません。

この系統は産まれてくる子の体色は赤黒の二色と赤黒白の三色が基本ですが発色も良好で完全な三色といえる個体の出現率はかなり低いです。選抜交配を重ねてはいますが三色のみに固定することはできておらず今でも産まれてくる個体の約70%が二色です。

その中でも透明鱗が遺伝している二色で色の濃い個体は見栄えも良く鑑賞向きなので別系統(透明鱗錦メダカ)として維持及び累代を重ねています。

透明鱗が遺伝していない個体はごく普通のオレンジ系の錦(斑)メダカになります。

体色の遺伝ですが、僕が朱勝りの個体ばかりで選抜交配を重ねたのでそれが影響し、産まれてくる個体の体色のバランスが悪くなったのかなと感じました。

程よく白が優っている個体も混ぜつつ、交配を進めていく事がバランスの良い三色柄を作り出す近道かなと思います。

 

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白と黒、両方の容器で撮影てみました。器の色による体色の変化の参考にしていただけたらと思います。白い容器で撮影した画像は特に光など当てていない状態で撮影しています。

 

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透明鱗三色は横見より上見での鑑賞がお勧めです。