改良メダカ情報館

メダカの情報整理用にブログを始めました。改良メダカを詳しく解説!!

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メダカの採卵から毛子の管理について

纏絡糸(てんらくし)とは?


メダカが毎日元気にぷりぷり卵を産んでくれていま〜す!
お腹に付いている卵を優しく筆で撫でてとったり、卵をたくさん付けている産卵床を確認したら親に卵を食べられないように別のケースに移します。

時間に余裕があったり、この親の卵は特に採卵したい!貴重!!な場合は丁寧に採卵しています。卵にたくさん糸が生えていてこれを纏絡糸(てんらくし)と言いますが、メスが水草に卵を産みつける時に体を擦り付けお腹の卵の纏絡糸を絡ませ水草に卵を付けます。
採卵した際にこの纏絡糸をそのままにしておくとカビの原因になり、他の卵にまでカビが移ってしまい大切な卵がカビでダメになってしまいますので、纏絡糸を取る事でカビを防ぎ、孵化率アップさせましょう!

 

 

卵をカビから守ろう!!


用意するものは簡単です★

ガーゼ、メチレンブルーだけです。私は長めのガーゼをたまたまセールで安価でゲットし、小さくカットし縫って卵専用ガーゼを作りました。w

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採卵したら、ガーゼの上に卵を置いていきます。

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卵をやさしーーく人差し指と中指でコロコロ転がして纏絡糸を取ります。転がしている時にプチッと破れるような白い卵は無精卵なので、それは有精卵とは一緒にしないようにしましょう。有精卵は簡単には破れませんし少し固くてツヤツヤ輝く黄色です。

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また藻やゴミが付いていたら、それらも一緒に綺麗に取り除きます。けっこうてまひまかかりますが、この作業でだいぶ孵化率アップ!カビ率ダウン!です。

水道水を入れたケースに纏絡糸や付着物を取って綺麗になった卵を入れてメチレンブルー数滴入れて消毒しさらにカビ予防をしましょう。メチレンブルーはメダカや金魚などの魚の病気の薬以外に水を腐らせにくくしてくれるので、カルキ抜きせずに水道水+メチレンブルーでOKです。そのケースに毎日足し水し、攪拌させて卵に酸素を送ることと、他の卵とくっつかないようにします。

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卵をボウフラから守ろう!!


去年衝撃的な瞬間に遭遇したのですが、ボウフラがボウフラ自身より少しだけ大きな(数ミリ)針子を襲っていたのです。なかなか離れずにメダカが弱っていました…。それからはと言うものボウフラ対策に余念がありません。卵を入れているケースに10円玉を入れると銅イオンの効果でボウフラ対策になるとかならないとかそんな話もありますが、まだまだ産まれて間もないメダカに何か影響があってはいけないので10円玉療法は使えず…!今年からは卵を入れるケースを始めのうちだけ白色のケースに変更してみました。そうする事で赤色のボウフラが見つけやすく早期発見早期退治できるからです。ケース底にくっついている緑色のモヤモヤにスポイトで風をふわ〜っと優しく送ると緑のモヤモヤが舞い上がりそこからボウフラがうじゃうじゃ出てくる!出てくる!それをスポイトで優しく吸引していきます。その時に間違って毛子まで採らないように気をつけましょう。

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1日でこんなにも採れました!大量大量!!笑 これは成魚のメダカに給餌してもよし!うちには肉食淡水魚がいるのでその子達に給餌すると面白いくらいに飛び付いて食べます。赤虫代の節約になってありがたや〜。

 

 

毛子の給餌は3日後から

毛子は産まれて3日はお腹の栄養袋 ヨークサック(卵のう)から栄養を吸収するので、それまでは給餌をしなくても大丈夫ですがそれ以降は餌を探し求めます。横見ケースで見るとヨークサックが見えます。期間限定なので可愛いですね〜飼い主だけの特権ですね!!

稚魚まで成長させるのが意外と難しくたくさん採卵したのに稚魚までの生き残りが少なく「こんなハズじゃなかったのにぃ〜!」と頭を抱えました。

産まれて間もない時だと、体も勿論口も小さいので粉餌を手やすり鉢で細かくしていても食べれていません。口をパクパク動かしているため食べているようで食べれていなかったりとかえって飼育水を汚してしまいます。毛子なので水質や水温の変化には特に気をつけないといけないので水換えも出来ず水質汚染は困りますね。今ではクロレラを少し入れたり、いい感じのグリーンウォーターが出来ている飼育水を拝借しグリーンウォーターを入れてあげてあまり泳ぎ回らなくても植物性プランクトン食べ放題にして餓死防止を図っています。少量の餌で体力がないのにさらに餌を探し求めて泳ぎ回っているとライフがなくなり疲労+餓死?も考えられるのでいつでも餌が食べられる環境作りが大切。)

 

 

ブラインシュリンプを沸かしてみよう!

今までの量では追いつかないので、今年は初めての試みで外に置いてある水槽でもブラインシュリンプを沸かしてみました! 外なので日中陽が当たる時には高水温になるが、夜間は温度が下がり一定の温度が保たれていないし、夜間は暗いからブラインシュリンプ沸くかな〜と心配でしたが見事に成功しました!塩を大量使用なので念の為にだいぶ水で割ってから針子達に与えています。今現在針子達はスクスク成長していて問題なさそうです。
体調不良や病気の時に塩浴したり、汽水域でも生活できるメダカだからこそ塩には強いですね。

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過去にも毛子・針子についてブログを書いていますので、良かったらコチラもご覧ください。
https://medals-medaka-6.hatenablog.com/entry/2020/08/23/190914
https://medals-medaka-6.hatenablog.com/entry/2018/09/20/070000

 

 

 

 

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