ベランダ飼育の利点
まずメダカをベランダで飼育する利点として挙げられるのが、野生動物などの被害が極端に少なくなることです。それと水換え時の時間短縮(排水等が非常に楽)や近所の人をなどがベランダで家事をしているので野鳥もほとんど寄り付きません。
一階のベランダなら野生動物の被害にあうかもしれませんが2階以上の建物のベランダなら野生動物の被害は確実に減少します。
何故、こんなにもベランダ飼育にこだわり始めたかと言えば、自宅の庭の金魚が野鳥に襲われたことがきっかけです。それからというものネット等で対策を講じて被害はなくなりましたがネットを全ての水槽にかけるとどうしても見栄えが悪いですし、観賞魚なので鑑賞したい時にすぐに眺めたい…という思いもありました。そこで思い切って作業場のベランダを全てメダカ専用スペースにしてみました。
それと防犯上(メダカの盗難が近年増えているので)のことも考えると非常にベランダ飼育は防犯に適していると思えます。
ベランダ飼育スペースの主な使い方は、[交配][中間魚育成][種親ストック]となります。種親となるメダカは一年を通してこのベランダ水槽で生活します。
中間魚はS~Mサイズになる頃に選別し、種親として使う個体以外は自宅に持ち帰り庭のストック水槽で泳がせています。
使用しているプラ船は13ℓと25ℓがメインです。25ℓが中間魚育成用となります。
ベランダ飼育の弊害
弊害と言えるかわかりませんが、上の階の住人が布団を叩いた時などは水面が埃まみれになります笑。
それとベランダを全て潰して飼育スペースにするのであれば角部屋をお勧めします。角部屋なら雨水の排水口があるので便利なのと近隣トラブルを避けられるためです。角部屋以外の部屋は排水が側溝を伝って流れていくので近隣トラブルになる可能性が高いです笑。
他にも側溝の掃除などをこまめに行うことや、雨の日に近隣から流れてくるゴミも文句なく掃除してあげたりするなどそれなりの配慮は必要です笑。
ちなみに水草などは排水口に流していませんよ笑。ちゃんと事業ゴミの方で一緒に処理しています。
僕がここまで派手にベランダ飼育をさせてもらっているのは近隣の方々の理解があるからだと思えます。作業場の隣に住んでいる方もメダカをベランダで飼育しているので僕のところで産まれたメダカをあげたりして懐柔したりしています笑。
隣の人はヒメダカと青メダカを飼育していたみたいで今ではうちの系統も混ざっていると思われます。
それと自治会の行事にも積極的に参加しているので大目に見てもらっている感じもあります笑。それにしても近隣の方々に恵まれていて本当に良かったです。
棚の材料
僕の仕事柄、不要になった単管などがでてくるのでそれらを再利用して適当に棚を組んでいます。スチールラックなどと違い自由に調整できるのが便利です。
それとベランダ自体に勾配があるため、どうしてもラックなどの既製品では水平を保つことが難しい(足に何かを噛ませたらいいんですがどうしても嫌なんです笑)ので単管で棚を組むようになりました。
後、使わなくなった単管を捨てる際もゴミとしてではなくスクラップ(鉄)として売れるので経済的です笑。
ポリタンク貯水槽
三枚目の画像に白いポリタンクが4つ程(25ℓプラ船の下)写っているんですがこれらは水換え時に使用する水を貯めているポリタンクです。普段はもう少し多いんですが写真を撮影したのが11月下旬なので少なめです。水換え頻度も減る時期は余ったポリタンクは屋内に持ち込んで屋内の水換え用に使用しています。