改良メダカ情報館

メダカの情報整理用にブログを始めました。改良メダカを詳しく解説!!

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アルビノメダカ

血管まで透けて見える

アルビノメダカは先天的にメラニン色素が欠乏していることで毛細血管や瞳孔が透けて見える品種です。固定率も高くアルビノ同士の交配で80~90%はアルビノが産まれます。体色は黄色か白色ですがより透けている個体は「アルビノシースルー」という別品種として扱われます。

それとアルビノメダカは弱視なので他の品種と混泳させると餌を食べそびれたり、群に混ざれなっかたりして弱る可能性があるのでなるべく混泳は避けた方が良いです。横見から鑑賞した時の血管の透け具合が幻想的で美しい品種です。

 

アルビノメダカの弱視はスモールアイほどではないので飼育は難しくないです。弱視の影響なのか給餌する際の反応が目が見えるメダカよりワンテンポ遅いです。

 

下の画像はアルビノダルマメダカです。

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下の画像は一般的なアルビノメダカです。

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アルビノの針子は孵化直後の体色も特殊で針子サイズになるとメラニン色素が欠乏していることが一目でわかるようになります。

 

下の画像はアルビノメダカの針子です。

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孵化前から違う

アルビノの卵ですが普通のメダカの卵と若干の違いがあります。

孵化直前のアルビノの卵の中を確認するとすでにこの頃から体色(白系の透明体色)が違い、目の周りも黒ではなくゴールドに近いです。

アルビノメダカの眼の色の種類ですが、通常は赤色でアルビノシースルーの場合はより透けて見えるので白色気味になります。 その他にも「ブドウ眼/ブドウ目」があり、これは見る角度によって眼の色が赤から黒へ変化するタイプです。

それとブドウ眼なのに赤黒い眼から変化しないタイプ、アルビノクイーンという別種も存在します。

 

アルビノはデリケート

基本なことですが特殊なメダカはデリケートです。

アルビノメダカの場合は、弱視のため他の種との混泳も難しいですしメラニン色素の欠乏が仇となり直射日光に非常に弱く、飼育する場所を適切に選ばないと大変なことになります。

他にも低水温に弱いなどありますが、僕自身がアルビノを屋内で飼育しているので屋外飼育にした場合の怖ろしさをまだ体験していません笑。

 

余談ですが、僕のところにいるアルビノの体質はそれほど弱くないと思います。

本当に弱視なのかと思うくらい普通にアルビノたちは生活しています。ですが、体色が黄色のアルビノも結構な数が産まれてきているので遺伝子的な雑種感が否めないですね笑。