琥珀透明鱗錦とは?
この琥珀透明鱗メダカは琥珀メダカに透明鱗を遺伝させた品種です。
透明鱗というのはエラ部分の虹色素胞が欠如している為、エラ内部が赤く透けて見える現象です。片側(方頬)のみの個体も産まれますし透明鱗でない子も産まれてくるので透明鱗の遺伝率はそこまで高くはないです。
しかし、両頬透明鱗で目の周りや下腹部の虹色素胞まで抜けているような個体は成長と共に体色の班模様もはっきりし、非常に美しい個体へと進化します。エラ部分が透明鱗でなくても目の周りだけ虹色素胞が抜けていたり、体色だけが透明鱗タイプの個体も出現します。それと三色メダカなどと同じで班模様の固定はできないので理想的な班模様を追い求めるとなると大量生産するしかありません。
特に透明鱗の遺伝も受継がず体色も薄い個体が成熟した後には、微妙な琥珀メダカになってしまいます笑。