改良メダカ情報館

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オロチ×ブラックスワロー No.2

異種交配を始めて1年弱が経過

2018年10月現在、種親は産卵を休止中。理由は「長生きさせる為」です。以前の記事でも書きましたが経験上、連続して卵を産ませ続けた雌や繁殖行動を多く行った雄は早死にしてしまいます。それを避けるために夏季に屋外で採卵した種親は晩秋まで屋外で秋を満喫させながら休息をとってもらい、その後、屋内繁殖ルームへ移動して徐々に水温を上げ、産卵モードに入ってもらいます。屋内繁殖では2~3ヶ月採卵した後に水温を下げて休息を与え、5月を迎える頃に屋外へ出して屋外産卵が始め、また晩秋になると屋内に持ち込むという流れです。

 

下の画像はオロチ×ブラックスワローの種親(F4)です。

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下の画像はF5です。

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伸長したヒレは傷みやすい

オロチ×ブラックスワローは異種交配になるので体質が強いかと思っていたらそうでもなく少しデリケートです。「伸長したヒレが病気に侵されやすい」というのが理由です笑。

基本的なことですがやっぱり伸びてきたヒレは傷みやすいです。屋外飼育の場合は春先、中~晩秋の水温差に影響を受けやすく、ヒレ変化系メダカの水カビや尾グサれなどを早期発見できなかったら各ヒレがズタズタになってしまい非常にもったいない事になります。注意深く観察してあげましょう。