改良メダカ情報館

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越冬の準備 -屋外編 弐-

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屋外での凍結防止対策

地域にもよりますが水量が少ない水槽や容器では水槽内の水が完全に凍結する場合があります。もし完全に凍結する恐れがある地域では、「風が当たらない場所に移動させる」か、「庭木のように藁で囲む方法」などがあります。

まず、「庭木のように藁で囲む方法」ですが試したことはありません笑。効果あるんでしょうか?なんとも言えません。

次に「風が当たらない場所に移動させる」ですが、この方法が簡易的で効果があります。風が抜ける場所に置いている水槽はよく凍っています。科学的根拠の説明ができなくてすいません笑。他にも「風除けを作るもしくは風除けになるものを置く」や「ヒーターを投入する」や「水流を作る」など色々とあります。

結論から言えば屋内に持ち込むことがいちばん安全です笑。

しかし、屋内ではスペースが限られてしまい屋外で越冬させなければならないメダカも出てくるはずです。その際は2~2.5センチ以上ある個体を選別し、屋外にて越冬させましょう。小さい個体(Sサイズ以下)でも屋外での生存は可能ですがやめといた方がいいです笑。たまに悲惨な結果を生みますので。

ダルマ体型やヒレ変化系などの特殊なメダカは普通のメダカと比べて少し生存能力が劣るので安全に越冬させたいなら屋内に移動することをお勧めします。特にダルマ体型のメダカは低水温時に「転覆病」に罹りやすくなるので注意が必要です。

 

ガラス水槽、破損の可能性

冬に氷が厚く張る地域では屋外飼育にガラス水槽は使用しない方が良いでしょう。

なぜかというと水槽に入っている水が凍結すると横方向にも膨張していくので結果、水槽の内側からガラス面を強く押す形となり、耐えきれなくなったガラス面が破損するのです。

僕の経験上、ガラス水槽を凍結の影響で破損させたことはありませんが、上記のことは少し考えてみればわかることですよね笑。

 

越冬専用水槽

越冬専用水槽を撮影してみました。越冬専用といっても屋内に持ち込めないメダカたちを冬の間、一時的にまとめて飼育しているだけです笑。このくらいの水量があれば比較的温暖な地域なら問題なく越冬します。

 

 

下の動画は越冬前の星河ヒレ長を撮影してみました。

このくらいのサイズになると安心して冬を越せます。

 

 

朱赤をストックしている水槽も冬期だけ他の品種と混泳させています。こうでもしないとスペースが足りなくて笑。