飼育容器を深さがあるものに変更
メダカの冬支度は毎年の恒例行事です。この冬支度ですがその年の気候に合わせて行わなければなりません。暖かい年は11月初旬~12月初旬までに越冬準備を、寒い年は10月初旬~11月初旬までに準備を行います。
準備ですが、まずは屋外で越冬させるメダカ達の飼育容器を深さのあるものに変更します。理由は簡単で「水量がないと水槽内の水が全て凍ってしまう」からです。広島は比較的、温暖な地域だと思われがちですが沿岸部以外は寒いですよ笑。
変更する容器ですがシーズン中は「NV BOX13」と「プラ船25」をメインで使用しているのでその容器で飼育しているメダカ達を期間内に「野菜を洗う樽60ℓ」もしくは「漬物樽30型」に移動(容器の交換)します。「野菜を洗う樽60ℓ」に関しては正式名称がわかりません笑。底に水を抜く栓が付いているタイプのものです。
飼育容器が足りない場合は、わざわざ買い足さなくても深めの発泡スチロールを八百屋や青果店などで貰ってくれば代用できます。
上の画像は去年の冬に撮影したスクエア型の容器です。5~6リットルくらいしか水が入らないのでほとんどが凍りつきました。因みにこの容器の中でヒメダカが越冬しています。氷の厚さは5センチを超えてました笑。
こんな状況でも一応、体力のあるメダカなら越冬は可能です。しかし、体力の無い個体は高確率で死んでしまうのでオススメはしません。
赤長 DIYトロ舟 ブラック 60L 約410×715×207mm
容器変更後は水換え禁止
基本的なことですが屋外飼育中のメダカ達に冬季の水換えは厳禁です。それをやってしまうと多分、ショック死を起こすか免疫が低下して病気が蔓延します。
それと餌を与えることも厳禁ですが、越冬の準備を始める頃になるとメダカも餌を食べに水面に上がってくることがなくなるのでそこは厳守できるはずです笑。
下の画像は越冬用に深い容器に移してあげた「ホクト×スーパー体内光」です。
それと言い忘れていたんですが、容器が足りない場合は品種ごとに分けるのでなく大きな容器で春まで混泳させるという手もあります。それをする場合は絶対に判別できる品種同士を混泳させましょう。似たような品種をひとまとめにしていたら来年、判別がつきにくくなるので笑。
おまけで顕微鏡画像
メダカの越冬と全く関係のない話ですが先日、友人に無理言って顕微鏡でメダカの卵の写真を撮影してもらいました。油滴がはっきりとわかるので感動しました笑。
顕微鏡、欲しくなってしまいましたね〜笑。