改良メダカ情報館

メダカの情報整理用にブログを始めました。改良メダカをこよなく愛するおっさんの独り言。

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改良メダカ情報館 -2018 種親-

2018年 年間MVP種親部門

僕のところで飼育している種親の年間MVPを発表します。

今年、一番活躍してくれた種親たちです。来年のシーズンに向けて現在は繁殖行為禁止中です。

 

 

2018年 最優秀種親 薊三色(非透明鱗三色)

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非透明鱗三色 薊三色系統

まず、薊三色ですが元々、広島県福山市の有名なメダカ屋さんからおまけで頂いた個体です笑。ワンペアで頂いたのですがそのペアの相性が全く合わず苦労しました。採ったF1の数ですが…なんと4匹のみ笑。

絶望的でしたがその4匹(オス1 メス3)でなんとか繁殖させ、F3で納得のいく個体も産まれ始めてきたので安堵しました。

三色の遺伝率も非常に高く、産まれてくる個体の質が累代を追うごとに高くなっているのが高評価の要因です。しかし、まだ透明鱗っぽい感じ(色の抜け具合というか黒色素胞をもう少し強めに表現したい)が残っているのでもっと濃淡をはっきりさせるために現在も改良中です。

本当に苦労したので薊三色系統に最優秀MVPを与えます笑。

 

 

2018年 沢村賞 景虎(ブラックスワロー)

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ブラックスワロー 景虎系統

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ブラックスワロー 景虎系統

このブラックスワローは広島県広島市の有名なメダカ屋さんから種親を購入し累代を続けている系統です。スワローの遺伝率が半端なく高いこと、体色もしっかりとしたブラックを表現してくれていることが高評価の要因となります。

そんなにスワローなんて産まれてこないだろうと思っていましたがF1を採り始めた矢先からスワローが結構な割合で出現し、正直驚きました。老舗の遺伝子改良技術に驚かされ、老舗の偉大さを思い知らされた品種の一つといえます。

現在も安定してスワローを輩出してくれている系統なので沢村賞を与えます笑。

 

 

2018年 新人賞 備後桜(透明鱗三色)

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透明鱗三色 備後桜系統

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透明鱗三色 備後桜系統

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透明鱗二色 備後桜系統

そしてこの透明鱗三色ですが本当なら沢村賞にしようかどうしようかと悩んだ品種です。客観的な評価はブラックスワローと同等ですが僕の個人的主観でブラックスワローを沢村賞とし、新人でもない備後桜を新人賞にしてみました笑。

僕の主観ですが、まず三色を発現させることが少し難しい品種です。色の濃い個体のみを選別し累代を続けると、三色を発現する個体より二色を発現する個体ばかりが増え、結果として二色に偏ってきます。

ですが、発色に関しては三色、二色共に非常に質が高く今では三色系統と二色系統とで分け、累代を続けています。

この備後桜も広島県福山市の有名なメダカ屋さんで購入した個体を種親として使い、現在に至ります。

 

 

2018年 特別賞 クリアブラウンヒカリ ダルマ系統

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クリアブラウンヒカリ ダルマ系統

最後の特別賞はクリアブラウンヒカリ系統となります。

この系統に関しては元々、近所のホームセンターで購入したクリアブラウンヒカリを元に累代を続けたものです。購入当初の種親はダルマでもショートボディでもなく一般的なごく普通のクリアブラウンヒカリでしたがF1を採ってみるとダルマ、半ダルマ、ショートボディが面白いほど出現したことにより系統として残すことを決意し、選別し累代を続け現在に至ります。高評価のポイントは体型の遺伝率が非常に高いことです。

安価なメダカでも改良を続けていけば、ここまで遺伝率を安定させられるものなのだと確信を得られた品種です。

因みに体型の遺伝と引き換えにヒカリ体型特有のヒカリ(虹色素胞)を失いました笑。これもまた改良メダカの奥深いところです。

 

 

以上が2018年の年間MVP種親となります。

来季はどの種親がMVPに選出されるのか…来年のシーズンが楽しみですな笑。