沸かす道具を自作!!
今年の冬は確か去年買って余っていたブラインシュリンプを沸かして、屋内組の針子~稚魚に給餌をしました。古いブラインシュリンプだと孵化率が下がるまたは孵化しない場合もあるそうですが、去年物でも問題なく孵化したので安心しました。
私は大体2日に1回程度沸かしています。
ブラインシュリンプの沸かす道具は自作で今回のもので2代目ですw
簡単工作なので、説明するほどでもないかなと作り方は省きますw
必要物品
エアポンプ
エアストーン
エアチューブ
観賞魚用ヒーター
空き瓶(1リットル)
塩
2代目の良かった点といえば…
容器が洗いやすい。
空き瓶の蓋に穴を開けてチューブを通すため、ブラインシュリンプが飛散しない。
ガラスなので中身が良く見えるので湧いてるかまだ湧いてないか確認しやすい。
ガラスのおかげなのかはたまた孵化率が良い卵だったのか、殻とブラインシュリンプが分離しスポイトでブラインシュリンプのみを吸いやすい。
メダカの稚魚用の餌を与えていると針子のなかでも水面に上がり食べれている個体と水底にいて食べれていない個体で徐々に体格差が出てきて、大きい針子ばかりが餌を食べて小さい針子が餓死してしまう事もあります。
メダカは共食いをするので、死骸さえもなくいつの間にか針子の数が減っていたり…という恐ろしい事もあります。
見た目可愛らしいメダカですが、飼育下でも結構弱肉強食の厳しい世界なのです…
この冬はブラインシュリンプ効果で針子の餓死率低下し、大体均等に成長してくれています。
すでに観賞魚を飼育している方であれば、新たに購入する物はブラインシュリンプの卵と容器くらいかな~ってところなので敷居は低いので沸かしてみたら楽しいですよ。
あとエアレーションが弱いと孵化に時間がかかったり、孵化率が悪かったのでエアレーションは強めが良いと感じました。
私個人的にはミジンコより管理がラクなのもポイント高いですw( ̄∇ ̄)
ブラインシュリンプとは?
生息地はヨーロッパやアメリカなどの塩水の多い湖に生息する動物性プランクトンの一種。
学名は「アルテミアサリーナ」と言われる甲殻類です。英名では「ブラインシュリンプ」と呼ばれ実際にはエビの仲間ではなく原始的な䚡脚類に属します。
ブラインシュリンプは長期間乾燥に耐えれる耐久卵を産むため、この乾燥した卵を塩水(27~28度)に入れ約24時間で孵化します。
孵化させる際に水温が低いとその分孵化にかかる時間も長くなります。
また逆に30度を越えると孵化率は低下するそう。
淡水に入れるとすぐ死んでしまうため、ミジンコのようにはいきませんが、浮遊性なので弱視のアルビノでも食べれました。
ブラインシュリンプもミジンコ同様光の方向へ集まる習性があるので、光を当ててブラインシュリンプをスポイトで集めると効率が良いと思います。
ちなみに昭和40年代に「シーモンキー」と言う名で通信販売商品としてちょっとしたブームを巻き起こしたそうですw