改良メダカ情報館

メダカの情報整理用にブログを始めました。改良メダカを詳しく解説!!

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メダカの飼育水

メダカを飼育する水はどうしてるの?

メダカを飼育する上で重要になってくるのが飼育水です。基本は水道水か地下水です。水道水は絶対にカルキ抜きを行ってから使用してください。水道水には殺菌のために塩素が使用されています。この塩素がメダカに害を与えるのです。水道水の塩素を抜くには屋外で約二十四時間、室内の場合は、2~3日室内で汲み置きして使用する事をお勧めします。飼育に使う水道水や地下水は地域によってphに問題がある可能性があるので市販のph測定器などで調べておくともお勧めします。それと汲み置き水を常に溜めておく利点があります。水温が気温と同じくらいになり、水換えをする際にメダカに余計な負荷をかけずに済むため、メダカにも飼育する側にも好都合となります。

 

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phってなに⁇

ph値とは水中のイオン濃度の度合いを示すもので、ph7が中性、それより数値が下がると酸性、逆に上がるとアルカリ性となります。メダカの飼育環境には弱酸性~弱アルカリ性の範囲内での飼育が理想的です。phは飼育環境によって変わるので注意が必要です。飼育水は飼育を続けるに連れ酸性に傾いてきます。あまりにもphが低下して酸性に傾きすぎた場合、メダカに害を与えるようになります。その逆のアルカリ性に傾き過ぎても病気を発症させやすくなるなど害が起こりますので適正値での飼育が望まれます。

 

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グリーンウォーターとは⁇

水中で植物性プランクトンが発生し、緑色に見える水をグリーンウォーターと呼びます。このグリーンウォーターがメダカの育成にとても効果的です。特に稚魚の育成に最適な水となり、毛子や針子の餓死を防ぐことにも繋がります。
グリーンウォーターの作り方を簡単に説明すると「日光の当たる場所に汲み置き水をしばらく置き、その汲み置き水にエッセンス的なものを少し混ぜるだけ」です。
このエッセンス的なものとは植物性プランクトン/バクテリアとなるのです。塩素を抜いただけの状態の汲み置き水を日当たりのいい場所に置いているだけではなかなかグリーンウォーターにはならず、微生物を多少加えることによって効果的なグリーンウォーターへと変貌を遂げるのです。

 

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グリーンウォーターの作り方

僕の場合はグリーンウォーターになっている水槽から柄杓などで水を掬い、それを新しく作った水に継ぎ足して飼育水を作っています。他にもスピルリナクロレラを多少混ぜています。
水槽立ち上げ最初期はどうやってグリーンウォーターを作るのかって話になるのですがこれまた単純で、水合わせをした水槽にメダカを投入して水槽ごと屋外の日当たりのいい場所に4~5日(夏場)置いておくだけでメダカの排泄物の影響によりうっすらとグリーンウォーター化してくるのです。後はその飼育水をグリーンウォーターのベースにして水換え時や新たな水槽立ち上げ時などにお好みで汲み置き水や水槽に足してあげましょう。
経験上、スピルリナは色揚げや稚魚の餓死防止に効果的ですが多量に与えすぎると水質悪化の原因となりますので注意してください。

  

観賞魚用スピルリナ 20g
観賞魚用クロレラ 20g