改良メダカ情報館

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カロテノイド/カロチノイド

カロテノイドというものは何?

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カロテノイド(カロチノイド、carotenoid)は黄、橙、赤色などを示す天然色素の一群である。 微生物、動物、植物などからこれまで750種類以上のカロテノイドが同定されている。たとえばトマトやニンジン、フラミンゴやロブスターの示す色はカロテノイド色素による着色である。自然界におけるカロテノイドの生理作用は多岐にわたり、とくに光合成における補助集光作用、光保護作用や抗酸化作用等に重要な役割を果たす。

Wikipedia

朱赤系メダカの色揚げに効果がある

上記引用文がカロテノイドの概要となります。
このカロテノイドというもの、観賞魚の色揚げ(主に赤/黄体色)に効果があるので市販の配合飼料によく含まれています。ですがカロテノイドをよく摂取したメダカの体色は鮮やかになる反面、変な色の揚がり方(エラと内臓付近だけ赤みが増す)をしたり、カロテノイドを与えなくなると元の体色に戻ります。
しかし、フラミンゴの体色がカロテノイドの影響だとは知りませんでした笑

 

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僕の個人的意見ですが、カロテノイドを多量に含んだ配合飼料は基本的に自分のメダカに対して使用するのを避けています。理由は「改良メダカの経験が長い人が見たらすぐにバレてしまう」からです。このカロテノイドを多量に摂取しているメダカの単純な見分け方はというと、メダカが糞をした時にその糞の色がカロテノイド色(こちらを参照してくだい)ですから笑
専業のメダカ屋さんでそんなことをしてる所はないと思いますが、ホームセンターなどで売られている安い朱赤系などはよく色揚げ剤を使用されており、そんなメダカを買って帰ると最悪の場合、数週間後にはヒメダカレベルの体色に落ち着いてしまうなど良い結果には繋がりません。それとスピルリナにもカロテノイドが含まれていますが配合飼料(色揚げ剤入り)と比べるとスピルリナの方が効果が薄く色が揚がってくるまで多少、時間が必要となります。どちらかといえば自然な感じで色が揚がるので配合飼料より違和感なくメダカの体色維持ができます。


-追記-
色揚げ剤を使用して品評会にメダカを出品した場合、事前にメダカを預けるタイプの品評会では基本的にバレると思います笑
その逆で当日にメダカを持ち込むタイプの品評会ではバレない可能性もありますが見破られた時に恥ずかしい思いをすることになりますので過度な色揚げは行わない方向性で品評会に出品するメダカは仕上げていきましょう。

 

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