改良メダカ情報館

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水生植物(水草)とビオトープ

ビオトープ水草について

水草(みずくさ、すいそう)とは、高等植物でありながら、二次的に水中生活をするようになったものを指す総称である。主に淡水性のものを指し、被子植物、シダ植物に含まれるものがある。時にコケ植物や、形態的な類似性から車軸藻類を含んでそう呼ぶ場合もある。庭園の池や泉水での栽培や、熱帯魚飼育などとの関係で、アクアリウムなど、観賞用に広く使われる。

Wikipedia

 

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皆さんは水草をどうしてますか?

僕の場合は水草を全ての水槽に入れたりなんかしません。何故かというとメダカ水槽も年々増え続けて今では常時40~50の水槽を使っているので全ての水槽に水草を入れてしまうと管理の手間が増えてしまうのです。それと繁殖専用水槽には基本的に水草は入れません。親メダカが水草にばかり卵を産みつけたりして採卵時の取りこぼしに繋がります。
特にホテイアオイのような浮き草で根の量が多いものなどに卵をつけられたら採卵するだけでも一苦労です。ホテイアオイごと移す方法もありますがそんなことをしていたらホテイアオイ(環境が良ければ水草は爆発的に増えます)だらけになってしまいます。後々の管理のことを考えればお勧めはできません。
なので僕は水草を入れる水槽と入れない水槽(水草を入れていない水槽には底砂も入れません)とで分けて管理しています。水草が入っている水槽といっても睡蓮鉢や40ℓプラ船で作った簡易ビオトープが5水槽ほどあり、他の水槽には水草は入れず、入れたとしてもサンショウモなどの小型の浮き草のみです。ビオトープ化させている水槽も底砂を極力敷かないようにし、陶器の鉢に水生植物を入れて管理しやすいようにしています。
水草に関してこちらの記事にも少し書いてみたので暇な方はご覧ください。

 

ビオトープ(独: Biotop)あるいはバイオトープ(英: biotope)は、生物群集の生息空間を示す言葉である。日本語に訳す場合は生物空間(せいぶつくうかん)、生物生息空間(せいぶつせいそくくうかん)とされる。語源はギリシア語からの造語(bio(命) + topos(場所))。転じて、生物が住みやすいように環境を改変することを指すこともある。

Wikipedia

 

ビオトープはどうなの?

上記のビオトープって初めてメダカを飼育する人にはお勧めなんですが自分で本格的にメダカを増やしたいと思ってる人には向いていません。ビオトープ水槽は見栄えはいいんですが僕の場合、管理に苦痛を感じ始めたので自分の手に負える範疇のビオトープ水槽だけを残し、他の水槽は基本的に飼育水のみという状態です。
僕みたいな観賞魚は好きだけど水草の管理を面倒くさがる方には本当にお勧めできません笑。アクアリウムなどが好きな方なら別ですが僕自身がアクアリウムにそこまで興味がないので管理が面倒になり徐々にビオトープの数も減らして今に至ります。
それとビオトープでメダカを過密飼育をする場合、底床のメンテナンスや水換えを怠ると亜硝酸塩もしくは硝酸塩の濃度が濃くなりすぎて大量死を引き起こす原因となります。水が透き通っているからといって良い水質とは限りませんので水質の状態をよく観察しながらメンテナンスすることをお勧めします。

 

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ビオトープの管理方法ですが、まず水槽立ち上げから約半年~一年で底砂は新しいものに交換してあげます。それと伸びすぎてきた葉や根のトリミングや余計な藻の除去を行う事が基本となります。しかし、ビオトープでの飼育で何が一番厄介かというとメンテナンスではなく虫が厄介です。虫くらい問題ないと思われがちですがヤゴ(トンボの幼虫)が発生した場合、メダカがヤゴの餌となってしまいヤゴの存在に気付かなければ飼育下のメダカが壊滅状態に陥る可能性も浮上してきます。
下の画像は二ヶ月程トリミングなどを行なっていない状態のビオトープで、 台風の影響で伸びすぎた葉が倒れてたりしています笑。

 

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 -追記-

池や川で自生している水草を使用するのであれば雑菌や害虫の卵などが付着していることが考えられるのでよく洗浄してから使用してください。
巻貝(スネール)の混入も当然ありますがこれに関しては観賞魚店で買う水草にも付着している場合があるので水草を水槽やビオトープに入れる場合はよく洗浄して使用することを心がけた方が良いでしょう。基本的な洗浄方法は水道水に一晩ほど漬けるだけですがスネールの卵が付着している場合、それだけでは除去できないので茎や葉の裏などを水草が痛まない程度の力でしっかりと洗い最終的に余計なモノが付着していないか目視で確かめることが大切です。